人生を両輪で駆け抜けろ、仕事とバドミントンの全力疾走

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2016年11月に行われる、全日本シニアバドミントン選手権大会に東京都の代表として出場します。

50才代の部、ダブルス、会場は今年は東京都、地元です。

予選勝ち上がったんですよ。ジジイ同士のし烈な争いです。まあ、何のジャンルでもそれなりの世界があって、みな切磋琢磨してるわけですね。

 

Photo by pixabay.com

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当日は、リオデジャネイロオリンピックで金メダルを取った高松ペアのような華麗なプレーで会場を沸かせたいと思いますって、もちろん嘘です。


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愛と青春の高校生活

少々昔の話で恐縮ですが、私は高校生時代、何の因果かその地方では結構強いことで有名な学校のバドミントン部に所属していました。

まあ、今思えば狂った集団でしたね。

インターハイへ出場するなどもはや当たり前で、鬼のような顔でいつも怒っているのコーチの口癖は「長い時間シャトルを打っていた奴が強いのだ!」であり、365日、正月さえも体育館に集まって練習するような、少々乱暴な言い方をすれば、“いかれている”としか思えない集団でしたよ。

まあ、しかし、その練習のおかげで、地元群馬県内では確かに強かったです。

でもあんな体験は二度と嫌ですね。

1980年代前半の話です。まるで家畜同然の扱われ方ですよ。

意味もなくバシバシ殴られてました。当時を思い起こすと正直今でも怒りを感じますね。すっかり老いぼれとなった監督を、今から訴えてやろうかと思うほどです。

なーんて、まあ、今となれば笑い話です。

Photo by pixabay.com

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根性、根性、また根性

しかし、その頃の練習といえば、まだまだ旧然とした練習方法が健在な頃で、根性論を振り回した考え方から脱皮し切れないような時代でしたね。

それは例えば「水は飲むな」であったり、「うさぎ跳び」であり、「足を伸ばしたままの腹筋」であり、「休養は毒」といった認識です。

夏場に滝のような汗をかいて、水を飲まなければ死んでしまいますよ、本当に。

当然飲んでましたよ、”便所行ってきまーす”とか言って、便所の水道の水がぶ飲みです。

まあ、そんな練習の結果としては、落伍者が続発して、膝の故障や腰の痛みを訴えて、練習続行が不可能となる者、退部していく者などが後を絶たなかったですよ。

あの練習で、いったいどれほどの可能性が失われたかな、などと思い返してしまいます。

Photo by pixabay.com

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あれからうん十年、もう二度とバドミントンなんてやらねーと思っていたのですけどね。

何の因果か、私は再びラケットを握ることとなりましたよ。腐れ縁です。ふとした偶然みたいなもので再び始めました。

でもですねえ、今度は楽しかったです。

夢中になりました。

本来好きだったのですよね、バドミントン。

中毒者続出、社会人のバドミントン

面白い競技ですよ、バドミントン。

どの競技者も自分でやっている競技は面白いというでしょうが、本当に面白い競技です。

シャトルコック(羽根)というのは本当に思い通りになりません。ダブルスともなれば、4人の人間の意志が混然一体となりますので、イレギュラーなことの続出、瞬時の対応力と経験がすべてです。

あと素質も凄く大きい競技ですよ。私は強くそう思ってるのですが、どんなに運動能力が高い人でも、合わない人はやるだけ時間の無駄です。

Photo by pixabay.com

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この再び再開したバドミントン。結局のところ、人からあれこれ指図される事もなく、嫌なトレーニングなども強要されない。坊主頭になる必要もないし(坊主ですが…)、好きな時に、好きなだけ、好きな飲み物が飲める。

“どうしてこの競技は、こんなに楽しいのだろう”

開眼しましたよ、改めて。

高校時代に少しでも感じていられれば、良かったのですがね、またグチになりそうです…

両輪の生き方

ただ、あの若かりし日、一日寝れば再びパワーアップするようなエネルギーに溢れた体は、もう既に自分の中を通り過ぎてしまってます。

これがつらいですよ。50も過ぎれば体もガタが来始めますし、何より疲労が回復しないです。

それでも意地でやってますよ。昔の仲間には、まだやってるの?なんて言われます。大会に出場しても年々出場者も減ってきます。

ただ、両輪で回す、二つのことを懸命にやるというのが、生きていくうえですごく重要ですよ。

仕事とバドミントン、私は両輪で全力疾走してます。

どっちも手を抜かず懸命に前進です。

仕事だけではきついです。バドミントンだけでもだめです。両輪フル回転の人生、これが私の基本となる生き方です。

試合まであとひと月

まあ、どんな結果になるか、目標を持ってあと一か月後の試合に望む時間が楽しいです。

もちろん結果も求めますけど、当日に自分のベストなパフォーマンスが出せて、翌日には「もうバドミントンなど一生しない」と、抜け殻になれることが大きな目標です。

お暇な方はぜひ応援にどうぞ。

多分会場で、一番大声を出しているのが私ですから。

Photo by person-edit.com

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最後まで私のわがまま一杯の駄文にお付き合いいただき本当にありがとうございます。どう感謝したらいいか言い尽くせません。これからも頑張ってたくさんの文章を書き続けていきます。きっと何かしら興味を抱いていただけることもあるはずです。またお読みいただけるご縁があることを切に願っています。


 

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コメント

  1. ともちん より:

    こんにちは。ともちんと言います。
    出場おめでとうございます。凄いですね。
    私もレベルは全然違いますが青春時代を思い出しました。
    高松ペアのように優勝してコートに寝っころがって来てください。
    応援しますね。

    1. カズ より:

      ともちんさん、コメントありがとうございます。ともちんさんもぜひまた始めてください、バドミントン。見るアホウよりは踊るアホウですよ。応援ありがとうございます。試合、がんばります!

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