またしても、DAZN(ダゾーン)に奪われるスカパーの放映権
DAZN(ダゾーン)は2017年6月15日、欧州サッカー連盟(UEFA)が主催する2018-19年から3年間のチャンピオンズリーグ(CL)、ヨーロッパリーグ(EL)、両王者の激突するスーパーカップの日本での全試合独占放映権を獲得したことを発表しました。
自宅のテレビがスタジアムに!
またかよDAZN(ダゾーン)
これはどういうことかと言えば、日本でチャンピオンズリーグ(CL),EL,スーパーカップの試合を放映できるのはDAZN(ダゾーン)だけダゾーンということ。
2017-18年度シーズンのCL,EL,スーパーカップの試合を放映予定のスカパーを含め他の放送局は、2018-19年シーズン以降3年間のCL,EL,スーパーカップの試合を日本で放映することが実質できなくなったわけです。
またかよ、DAZN(ダゾーン)
またしてもスカパーのメニュー奪われる!
しいては、これは2017年シーズンからのJリーグの放映権獲得の時と同じ、もしスカパーが2018-19年シーズンのチャンピオンズリーグ(CL),EL,スーパーカップの試合を放送したいと考えた時には、DAZN(ダゾーン)から番組を買う必要があります。
2017年シーズンのJリーグの時にも、スカパーとDAZN(ダゾーン)の放映を巡っての交渉は行われていますが、金銭面の折り合いがつかず決裂した経緯があります。
詳細記事「JリーグはDAZN(ダゾーン)でテレビ観戦 | Jリーグの失敗、DAZNに物申す!」
どうやらこのことからも、2018-19年シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ(CL),EL,スーパーカップの試合は、日本国内ではDAZN(ダゾーン)の独占配信が決定、DAZN(ダゾーン)でしか見ることができないと言ってもいいでしょう。
そもそも、チャンピオンズリーグとは何か?
以下が、今回DAZN(ダゾーン)が獲得し、日本で独占配信するカップ戦とシーズンです。
UEFAチャンピオンズリーグ (18-19シーズン、19-20シーズン、20-21シーズン)
UEFAヨーロッパリーグ (18-19シーズン、19-20シーズン、20-21シーズン)
UEFAスーパーカップ (18-19シーズン、19-20シーズン、20-21シーズン)
ヨーロッパの試合などよくわからないといった方のために、ここでUEFAが主催するチャンピオンズリーグ(CL),EL,スーパーカップの簡単なレギュレーションやその成り立ちについて解説させていただきます。
チャンピオンズリーグ(CL)は欧州のサッカーシーンでは最も権威ある国際大会と言っても過言ではなく、2016-17シーズンはレアル・マドリーの連覇で幕を閉じました。
前年の欧州各国それぞのリーグ戦で上位入賞のクラブに出場権が与えら、クラブレベルでのヨーロッパ最強チーム決定戦となります。
出場枠がそれぞれの国別に設けられていて、過去の成績によって各国の出場クラブ数が決まっています。
参加32チームが、4チーム、8グループに分かれ、グループごとに総当たり戦(グループリーグ)を行い、上位2チーム、計16チームを決定して決勝トーナメントを開催、このトーナメントを勝ち抜いたチームがチャンピオンとなるわけです。
ヨーロッパリーグ(EL)とスーパーカップ
ヨーロッパリーグ(EL)は、前年の国内リーグ戦の成績が下回り、CLに出られなかったチームが出場する大会となります。
前年の結果がCL出場チームより下位だったとはいえ、こちらもたいへんな盛り上がりを見せる大会、このELとCLの王者が対戦するコンペティションが、スーパーカップで、2017−18シーズンはレアル・マドリーとマンチェスター・ユナイテッドの対戦が決定しています。
まとめとして|とにかく品質を上げてくれDAZN(ダゾーン)
Jリーグ放送で実質日本デビューを果たし、その勢力図を着々と世界に広げるDAZN(ダゾーン)ですが、放送直後から非難轟々の中継の不安定さや画質の悪さには全くその改善が見られません。
参考記事「DAZNの画質悪すぎ!ダゾーンの映りが悪い、止まる、諦める前の改善方法」
次々と独占配信の権利を獲得する勢いには感服しますが、根本的な品質改善、供給レベルについては努力不足というか、まったくお粗末。
ストリーミングサービスという、従来の電波によるテレビ放送にはない大きなメリットを我々に見せつけてくれたことに間違いはないですが、まずはユーザーの納得するサービスを提供する努力をDAZN(ダゾーン)には最優先に進めてほしいところです。
2018年以降のCLをDAZN(ダゾーン)で見る具体的な方法はこちらを参照してください。「DAZN(ダゾーン)を、Jリーグを、アマゾン(Amazon fire TV stick)で見る方法5ステップ」
DAZN(ダゾーン)を見るためには、ほとんどのご家庭でAmazon Fire TV Stickを利用することとなります。
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