dTVの画質が悪い、止まる、始まらない
トラブルの報告多し!
NTTドコモが母体のストリーミングサービスのdTV、その配信内容からも俄然存在感を強める存在となっていますが、一方でその放映されている配信品質、技術的なクオリティーにはなんともイライラされている方が多いはずです。

もしご自宅のテレビで、Amazon Fire TV Stickをご利用になりdTVを視聴されているのであれば、ずばり、スティックを新型に変えてみてください。
初期型のスティックはそもそも他社の配信サービスのアプリを想定していなかったこともあり、全く見るに堪えないパターンも多々ありましたが、新型のスティックでは格段に改良が進んでいます。
なかなか改善されないdTVのクオリティ
昨今ではオフィスワークの急増や爆発的なストリーミングサービスの普及から回線の混みあいが激しく、集合住宅などでのネット事情はパンク寸前ともいえる状況となっています。
dTVに限ったわけではありませんが、配信動画を見る際などにはぼやけた映像、カクカク動く、止まる、乱れるなど、何とも頼りない現状にイライラされている方も多いはず。

これはやはりインフラの問題が大きく、またストリーミングサービス自体の配信品質、技術の未熟さの問題も多々見られるわけですが、そうかといって、ユーザー側も手をこまねいて見ているわけにはいきません。
劇的に状況を改善させることが難しいとしても、それでもユーザー側で出来る対策もあります。
以下にそんな諸々の改善策、方法を列記してまいります。

dTV、配信動画の画質改善
1.Wi-Fi編
まずは根本的なところからWi-Fiの受信の状況を確認する
Amazon Fire TV Stickを利用してdTVを視聴しているのであれば、まずは宅内の無線LANの電波をStickが充分に受信できているのかを確認する必要があります。
Amazon Fire TV Stickでの受信状況の確認の手順は以下の通りです。
テレビの画面、メニューから「設定」を選びます。

「ネットワーク」をクリック

下図の黄色で囲った部分に、現在のWi-Fiの受信状況が表示されます。

正常な受信ができていれば、「最強」や「良好」などと表示されていますが、「可能」や「弱い」などと表示される場合には原因の検証や、対処が必要な状態です。
Wi-Fiの受信状態が悪い場合の対処方法
Wi-Fi受信の状況が悪い場合の対処方法です。
(1) Wi-Fiに接続されている他の機器をすべてOFFにする
まずはごく簡単な、基本的なところからです。
宅内で同時に使用しているWi-Fi端末をすべてオフにして、dTVを見るデバイスが単独でWi-Fiを受信できる環境を作ります。
起動しているパソコン、タブレット、Wi-Fiを利用しているのであればスマホもすべてWi-Fi受信をオフにします。
余計な負荷を減らしてdTV専用のWi-Fi環境をつくることで視聴環境の向上が望めます。

(2) 無線ルーターのファームウェアは最新版となっているか
各メーカーのホームページから機種にあった最新のファームウエアを確認、ダウンロードしてお使いください。
(3) 無線LANルーターの無線チャンネルを変える
あまり知られていませんが、ご家庭の無線LANでいくつかのチャンネル切り替えが可能です。
通常はどこのご家庭でもデフォルトのままチャンネルを使用していると思いますので、ご近所や辺りに飛び回っている電波との間に電波干渉が起こっている可能性があります。電波干渉の起こらない良好な周波数のチャンネルへ切り替えることで、Wi-Fiの状況が劇的に改善されることがあります。
とりあえずは費用を掛けない対策としてぜひトライしてみてください。詳細はメーカーサイト、取扱説明書などでご確認ください。

(4) Wi-Fi中継器を利用する
無線LANからテレビに取り付けたAmazon Fire TV Stickまで距離があるような場合、中継器(増幅器)を利用することで電波にブーストをかけ、より強いWi-Fi波を発生させることができます。
ルーターをより強力なものへ買い替える方法もありますが、その手前の安価な対策としてお試しください。
(5) より強力な最新のルーターに買い替える
宅内の無線ルーターを高性能、ハイパワーな最新機種に変える方法です。今お使いの無線LANルーターはいつごろ購入されたものでしょうか?
最新の無線LANに交換するだけで意外と安価で、あきらかにネット環境の快適さは変わってきます。
こちらは我が家でも使用中、お薦めの機種です。
2.ハード、インフラ編
(1) ハイエンド型のスマートテレビへの買い替え
予算度外視、思い切った手を打つのであれば、ハイエンド型スマートテレビの購入で大幅な改善が見込めます。
Wi-Fiを利用せず、ルーターからダイレクトにケーブル接続できる分、映像品質の向上が望めます。
CPUの処理能力の高い機種で、dTVをダイレクトに受信して処理できる国内製のハイエンド型のスマートテレビはこちらです。
動画配信サービスに対応したAndroid TV、お勧めの機種です。
(2) Amazon fire TVを最新の製品に変える
冒頭の記述の通りですが、現在旧型のAmazon fire TV stickを利用しているのであれば最新の製品に変えてみる方法があります。

私も実際この方法を試してみました。ちなみにすでに4台めに突入してます。
初期型の製品はdTVをはじめとするさまざまなVODアプリを想定していない製品であったため相性に難があると言われています。
新製品に変えても正直劇的な映像品質の改善は望めませんが、読み込みのスピードは格段にアップ、止まる、ぼやけるなどのトラブルもかなり少なくなりました。また、リモコンは反応がよく、操作性がスムーズに感じられました。
(3) ひかりTVの導入を検討してみる
「ひかりTV」のチューナーを介してdTVや様々な動画配信サービスを見ることができます。
「ひかりTV」とは、NTTが運営する動画配信サービス(VOD)で、Wi-Fiを受信するための外付けチューナーを発売(レンタル)しています。
サイトの抜粋ですが、ビデオオンデマンドもテレビ放送も、HD(ハイビジョン)画質の約4倍の高解像度で見ることができるとのこと。「4K」映像に対応※しているため、多彩なジャンルの美しい映像を楽しむことができるという内容です。
※チューナーの4Kアップグレードの別途申込み(有料)が必要。
まだAmazonプライムの会員になっていない方はいませんか?
dTVや動画配信サービスを見るために、Amazon fire TV stickを購入していて、まだアマゾンプライムの会員になっていない方はいませんか?
会員と聞くと何となく敷居が高い、プライム会員になると何ができるの、会費が高いんじゃないのとお考えの方、まずは一か月の無料体験はいかがでしょう?
Amazonプライムは初月一か月間無料
Amazonが提供する会員サービスをAmazonプライム(月額500円、年会費4,800円/税込)と呼びます。
このAmazonプライムへ加入することで様々な特典が受けられ、その中の目玉としてAmazonが提供する動画配信を中心としたサービス「Amazon プライムビデオ」があります。
今回dTVを見るためにAmazon Fire TV Stickを購入して、せかっくストリーミングサービスを受信する設備を整えながら、これでAmazonプライムへは加入しないのでは、何とももったいない話です。

月額にして500円(税込)加算するだけで、Amazon が配信する数万タイトル以上の映画やドラマが見放題になるだけでなく、幅広いジャンルの音楽の視聴や、Amazonでのお買い物の送料が無料など様々な特典を受けることができます。
ストリーミングの恩恵を受けるといった意味では、月額500円を出し惜しみしてしまっては本当にもったいない!
加入当初は30日間の無料体験が付いてきますので、まずはこの機会に30日間、お腹一杯になるまでお好きな映画やドラマを鑑賞して、ぜひAmazonプライムの素晴らしさ、メリットをご体験されることをお勧めします。
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ゆうに“一生分のコンテンツ”があるなと感じるほどです。
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まとめ|ホント、頼むよdTV
さてさて、dTVや、動画配信サービスに加入したものの、その映像の脆弱さや、環境の悪さにイライラする日々を送っている方も多いことでしょう。
今後はユーザーの求める高いクオリティー、厳しい要求にこたえるべく、dTVにもぜひとも一層の企業努力を期待したいところです。
ターンオーバーを迎えたと言われている動画配信の世界、インフラの整備が後手になっている部分は致し方ないのかもしれませんが、少しでも宅内での環境を整えて、dTVを、動画配信を快適に視聴する努力が我々ユーザーにも必要になってくのるかもしれません。
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動画配信にdtvをお勧めするわけとは?
Amazonプライムにもう一つ動画配信を追加するなら NTTドコモが提供するdtvが断然お勧めです。なんとお支払いにdポイントの利用可能、さらにdocomo利用者ならお得なセット割も多数あり、まずは無料でひと月から、キャンペーンやってます。
