結膜炎を発症し、このページにたどり着いた方へ
このページは55才のごく普通の(まあ健康な)成人男性が、物心ついてから初めて感染した結膜炎の症状に関する体験記です。
2020年2月の記録ですので、この時大流行していた新型コロナウイルスによる症状だったのか、そうでなかったのか、検査を受けていないので断言できません。
以下は、そんな結膜炎を発症の日から、時系列を追って完治するまでを思うままに書き綴っている備忘録的な記事でもあります。

結膜炎とはそもそもなんなのか、症状は?対処法は?治療法は?どのくらいで治るのか?人にうつるのか?感染の経路は?そんな疑問を持ち、今現在慌てているあなたに、この記事がその結膜炎に対処するための道しるべになればと思います。
長々と体験記なんか読んでられねえ!と言う方のために、以下概要のみを記載します。
まあ、はっきり言ってこの概要だけ読めば、自分に今起こっていることのほぼすべてが把握できるはずです。
結膜炎概要(ごく私的、非医学的初見)
1.ある日突然片目が赤くなる(この時点で風邪の症状がある人が多いらしい)。概ね菌(ウイルス)の着いた手で目を擦った、レストランのおしぼりで迂闊に目を拭いた等で目に菌が侵入する。
2.結膜炎には細菌性とウイルス性があり、細菌性であれば正しい点眼薬でチャンチャンと短期間で治療可能、ウイルス性の場合は残念!特効薬(効く薬)はなく、完治までにひと月程度かかるものと考える必要がある。

3.2020年(実は今現在)に流行した「新型コロナウイルス」に感染した可能性もあるから要注意!
4.個人差はあるが、1週間から10日後にピークを迎える。目ヤニ、涙、腫れ、赤見などこの頃の症状が一番激しい。医者は消炎剤と、抗菌剤の目薬を処方するが、実は気休め程度の意味しかなく、治癒効果は0(ゼロ)、つまりは自分の免疫力と、ウイルスとのガチンコ勝負でしかない。

5.たいていは反対の目にもうつると覚悟すべし。ただ症状は軽く、後発にも関わらずあっという間に治ったりする。
6.もちろん他人にもうつるので、会社、学校などはたかが目の腫れ、結膜炎などといった凄く軽そうな病なのに長期休むこととなる。一家全滅もよくあるパターンなので、家の中で家族にうつさないよう細心の注意が必要。特に幼児が感染すると重症化の恐れあり。

7.10日を過ぎた辺りからは、目ヤニ、涙、腫れ、赤見などの症状は薄らいでくるものの、変わってギラつき、膜が張ったような視界不良、人によっては眼球の痛みなどを発症する。車の運転をする方は要注意。
8.あらゆる症状がごく僅かずつ薄れてゆき、3週間から、一か月後には何事もなかったかのように自然治癒する。
とまあ、こんな感じです。
※あくまでも私個人の症状を元に書き綴った内容、2020年に大流行した新型コロナウイルスも初期症状は結膜炎です。この点だけはしっかりと心に留めておきましょう。
はっきりいって、患っている期間は、死ぬほどかったるいです。
でも、今結膜炎を発症して苦しんでいるあなた。大丈夫です。必ず治る病気ですから。
一か月と自分に言い聞かせ、せっかくの機会だから目いっぱい“だらけ”て、のんびり過ごしましょう。見たかったドラマをまとめ観したり、漫画の大人買いなどで楽しむのはどうでしょうか?そうこうしているうちに一か月後にはなにもかも元通りです。
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本章「コロナなのか?大人(55歳男性)のウイルス性結膜炎|備忘録的病状と経過記録」
The Day; 2月20日 一日目
目が赤い。
朝起きて鏡を覗いてみたら左目が真っ赤に充血している。

あちゃー、なんか菌が入ったよ。
特に予備知識もなく、何かを調べるわけでもなく私はただただそんな風に考えた。
取り敢えず医者で抗菌剤だな、まあ抗生物質が入ればすぐに腫れも引くだろうと考え、その日私は近所の眼科へと向かったのであった、その後に待っている壮絶な展開などまだ気づく術もなく…
結膜炎
近所の眼医者の女医さんには、結膜炎ですねと言われた。
風邪ひいてますか?と、女医さんは聞いてきた。
実は自慢ではないがとにかく私は風邪をよくひくたちである。
ひいてない時がないほど年中なんだか喉が痛かったり、軽い頭痛がしたり、とにかくだるかったりが日常茶飯事なのである。

そして、この時もご多分に漏れず、ただいつもより少々長引き、少し調子良くなったと思ってもまたぶり返すようなしつこい風邪の症状を感じていた。
「そうですねえ、ちっとも治らないんですよ」と、私は答えた。
女医さんは私に、診察台に顔を載せるように言うと、何やらリトマス試験紙のようなものを取り出す。長さは綿棒くらいで幅が3mm位の紙片である。
そしておもむろに顔を突き出した私の瞼を器用に裏返すと、その試験紙の先で何やら目の中をぐりぐりとやりだした。
痛い!
患部から検体の採取をされたわけだが、これが結構痛かった。眼球を包む結膜の表面を固い物で擦られるわけだから、それは“結構なもの”である。終わってその女医さんと会話をする間もボロボロと目から涙が止まらなかった。
取り出した試験紙を妊娠検査キットのようなもの(悪い表現で失礼)にセット。
しばらく待ってから反応を見た女医さんは、「アー、出ましたね、ウイルスです」となんだか嬉しそうに言った。

おそらく風邪の菌が入ったのでしょう、女医さんはそういうと最後に、2週間は治らないですよと付け加えた。
えっ?二週間ですか?
これには少々驚いたが、まあ医者は通常大げさに事を運ぶもの、抗生剤さえ点眼すれば、明日にはある程度腫れも引いてくるはず、この時点で超能天気、予備知識ゼロの私は軽く一人ごちていたのであった。
2種類の目薬が処方された。抗生剤と、炎症止め、2本の容器で順次、一日4回くらい点眼するという内容だ。
まあ、思った通り抗菌剤で菌を殺して、あとは炎症を和らげてチャンチャンだな。

2月21日 二日目
翌朝の鏡の中の目は、眼球、結膜共にさらに赤みが増したように見える。
へんだなあ、昨日は目薬も4回挿したし、腫れが少しは引いてもいいと思うけどなあ・・・
まあ、この時点では視野も十分、目やにが出ているわけでもなく、症状も特に痛いわけでもなかった。
2月22日 三日目
どうやらチャンチャンでは終わらないらしいと気付いたのは三日目に入ってからだった。
目の充血はさらに拡がり、気持ち瞼も腫れてきた。なにより朝起きた時に目ヤニで目が開かなかった。
悪化してる…
三日目にして初めて私は、これは一筋縄ではいかないと気付くのであった。

で、ここでネットの文献からの結膜炎の概要をまとめてみる。
1、結膜炎には細菌性と、ウイルス性がある。
2. 細菌性はチャンチャンで終わるが、ウイルス性は完治までにひと月近くかかる。
3. ウイルス(アデノウイルス)への特効薬はなし
簡単に言えば、こんなことらしい。
特効薬なし、つまりは薬では治らない、一月にも渡る体の抵抗力とウイルスとのタイマン勝負なのだと知り愕然とした。

2月23日 四日目
ふだん奥二重の目がくっきりとした二重に変わり、それを見た高校生の子供に思いっきり笑われた。
私は妻と子供の三人暮らしなのだが、こんな生意気な子にもうつらないように厳重な注意が必要だと分った。そう、結膜炎はうつるのだ。
点眼後や、少しでも目を触った後はマメに手を洗い、私の手が触れる個所には除菌スプレーを吹き付け、念のためマスクも装着する。
やはり家族にうつすわけにはいかないのである。

仕事は経営者なので、会社に事情を伝え、ピンポイントで用がある時だけの出社にとどめることとした。もちろん従業員にうつすわけにもいかない。
しかし、これを二週間以上続けねばならぬようだ。
そもそも私はどこでこんな菌に感染したのか?
感染源は私の手である。菌の附着した手で目を擦ったのだ。
しかし、目には以前から気をつけていたのに・・少しの疑問が残る。
2月24日 五日目
瞼が腫れて盛り上がり、目ヤニと涙が止まらず、痛みやゴロゴロ感、薄い膜が張ったように視界はぼやけ、パソコンの文字を読むのにいちいち手で瞼を持ち上げなければならない。

そして、さらに深刻な事態が起こった。
もう片方の目も発症したのだ!
ガーン!

それだけは起きないように気をつけていたつもりなのに、何とも悔しい。そして、やはり不思議である。なんで?
医者には一週間から10日したらまた来てくださいと言われていたが、念のため経過を見てもらいに少し早く再度眼科を受診することにした。
重症
女医さんに再度見てもらうと、かなり症状が重いということを言われた。
そして、また聞いてくる「風邪はどうですか?」
実は風邪も一向に良くならないというか、また悪くなっている。
だるく、頭が痛く、朝起きると喉も痛い。
「風邪が治らないと、目も治らないですよ」と先生が言った。

なるほど一見してそれぞれ別々に考えがちだが、同じ体の出来事なのだ。
しっかり寝てますか?と聞いてくる。
そういえばここひと月くらいは、寝付けなかったり、夜中に何回も目を覚ましたりといったことが多い気がする。
年かな(筆者は御年55才)?と考え、いろいろと見過ごしてきたが、脱サラ開業して13年目、自由を満喫しながら、無理せずやってきていたつもりだったけど、ここのところは一日しっかり休むこともなく、日々会社へと出向いていたと考えさせられる。

風邪を引いても休まない自分に、目が悲鳴を上げて警告している。そんな図式にも見て取れた。
数日休みます。
私は決意表明のように、その女医さんにきっぱりと言ったのであった。
親切と言ったらいいのかよく分らないが、純粋な眼医者さんなのに、なぜか風邪薬も出してくれた。
抗菌剤、炎症止め、痛み止め、胃薬と、4種類の飲み薬である。
ご承知の通り風邪にも特効薬はない。
したがって、医者からもらった薬をいくら飲んでも治療にはならない、だから医者には行かない、を繰り返してきた私なのだが、ここは一つ貰った薬をしっかりと全部飲んで、とにかく「休む」と決心した。

2月25日 六日目
朝起きると両目が開かない。
寝てる間に溜まった目ヤニが綺麗に瞼を接着している。
昨日は片目だけだったのに…
風邪の症状も依然としてよくならない。
喉が痛く、だるく、軽い頭痛、なんか熱っぽい。
熱を測っても36度台で、平熱より少しあるかな?程度。
最初に炎症を起こした左目の腫れは昨日よりも確実に大きくなっている。昨日までは自力で目を見開けたが、今日はかなり重い感じ、だらっとしていると、瞼が半分くらい
落ちてくるようだ。

※閲覧注意、以下の画像ちょっとグロいです!

新型コロナウイルス
2020年1月に中国で発症が初めて確認された新型コロナウイルスが瞬く間に世界を席巻していった。
実は私のこの症状の時は、まさにこの時リアルタイムなのである。
実際コロナだったのかもしれない、治ったので医者には行かなかったが、今でも強く感染していたのではないかと考えている。

もちろん思い当たるような接触はなかったのだが、55年生きてきて記憶にある限り初めての結膜炎、大流行したコロナウイルスとぴったり同時期、関連性なしに片づけるわけにもいかない。
ただ、コロナの初期症状が結膜炎だと眼科協会から通達が出たのが2月27日だった。それは私が眼医者に行った後だったこともあり、診察された時点では医者からノーマークだったわけだ。
結構長い時間密室で話してしまったので、あの女医さんにうつらなければいいけどと強く願がわずにいられなかった。
2月26日 七日目
昨日追加でもらった一本を入れ、合計3種類の目薬を点眼する。
追加されたのは消毒液だという説明。保険適用外とのことで600円ほど取られた。
しかし、効かないと分ってながらの点眼。他に頼れるものがないので真面目に挿しているが、何度も言うが特効薬がない以上、ただの気休めでしかなく、お祈りしているのとあまり変わりがない。

他のウイルスなどの二次感染を防ぎ、自然治癒をほんの少し手助けする程度のもの。昨日から飲み始めた風邪薬も意味は全く同じで、なんともため息が出る作業に感じてしまう。こうなると、医者から言われた「絶対に治る病気ですから」の言葉が一番効果があるように思えた。
ちなみにこのウイルス(コロナか、アデノだかは分らないが)、普段から空気中に普通に漂ってるものらしい。で、一度感染すれば、二度はないのかと言うと、何とそうではないらしい。抗体ができない、いつでもまた結膜炎になる危険があるとのことでなんとも厄介である。
家族や職場で感染を広めないためにも、目を拭いたあとのティッシュ(これがものすごく量を使う)は厳重に処分、タオルなどの共有はもってのほか、手が触れるドアノブなどはこまめに消毒し、菌の痕跡を極力なくす必要があるのだ。
風呂場の多湿な環境は人に感染させるための密室、自分は家族の入り終わった最後に入り、風呂の湯を抜いて掃除してから出るのが日課となった。

実際に家にこもりしっかりと休んでみると、想像以上に自分の体が疲れていたのだと気付く。休むことを許された体は一日中ウトウトが留まらず、こまめにに睡魔が襲ってきて軽い眠りに落ちる。
結膜炎に襲われたのも、もう片方の目もあえなく撃沈したのも、疲れ切った体にもはや菌に抵抗する余力が残っていなかったのだろうと合点がいった。
2月27日 八日目
状況はほとんど昨日と変わらない。
たぶん今の状態がピークで、やがて快方に向かうのだろうと考えている。
下を向くと血流が一気に流れ込むためか、目の周辺が“イタ重く”なる。

2月28日 九日目
後から発症した右目に回復の兆し。
両目に発症した場合、後から発症した方は軽いと何かに書いてあったが、確かにそのようだ。
最初に発症した左目は少し良くなってきたのかなあ…程度には感じる。
ただ、風邪の状態がよくならない。
朝起きて軽いのどの痛み、軽い頭痛。何より倦怠感、だるさがたまらない。
これだけ家で安静にしているのに、回復しないのが何とも不安だ。
眼球と瞼の間に異物があるようなゴロゴロ感が激しく、目薬を切れ間なく挿している状態。

2月29日 ※十日目
※ちなみにオリンピックイヤーでした。
朝起きると相変わらず目ヤニで左目が接着されている。
ただ、赤みは取れないものの炎症のピークは過ぎたのだろうなと感じる。瞼が重くて見開けない感じは相変わらずだ。
後発の右目に関しては若干の赤みだけで、もうそれほどひどくはならない様子だ。
風邪の具合は若干良くなったかな…
体が若干楽になれば、目も若干良くなるという感じ。
ただ、この病気によくあるらしい目の痛み系の症状は出ていないので、それだけは良しとするか。

3月1日~3日 十一、十二、十三日目
目の腫れはだいぶ治まり、充血の範囲もずいぶん縮小した。
日に日に昨日に比べると少しいいかな?といった感覚。
それでもまだ瞼が重く、見開くと軽い痛みがある。
上瞼、下瞼をめくればまだまだ赤いが、もともとの肌色の箇所も少し出てきているようだ。眼球の充血の範囲も少し狭まった様子で、正面から目を見る限りそれほど気にならなくなった。
ただ完全に綺麗になるまでにはまだまだ日数が必要なのが分る。
幸いにも後発の右目についてはもはや何も気になることはない。

発症源の左目に関しては何か異物が入っているようなゴロゴロ感、それから薄く膜を張った感じでぼやっとして視界が気になり、いつもより目薬が多くなる。昼間の光が真夏の海辺のようにギラギラと感じて右目がやけに眩しい。これも結膜炎が治っていく過程での症状とのことだった。
風邪はのどの痛みも薄れようやく快方に向かってる様子だ。
やはり、きちっとした休養が必要だったと猛省している。
しかし、ここでひとつまた大きな問題が発生した。
実は高校生の子供にうつってしまったようだ!
昨日ぷっくりと目を腫らし、急ぎ医者に行くと私と全く同じ診断。
口を酸っぱくして目を触るなと言い続けていのだが、花粉症の影響が出ていて、頻繁に目を擦っていたらしい。
後は女房にうつらないよう息子と二人で細心の注意を払わないといけない。

3月5日十五日目
いい調子で治ってると少し気を抜いていたが、二週間を経過した今日は4,5日前の状態にまた戻ったような気がする。

気のせいか風邪も少しぶり返し気味で、体調も良くない。体の状態が過敏に目にも反応しているのがよく分かる。
充血はだいぶ引いたのだが、まぶたが重く、ぷっくりとした腫れがあいかわらず引かない。安易に治った気になっていたので落胆が激しい。
それでも、まぶしさや、膜が貼って視界が曇るような感覚はだいぶ治まってきた。
高校生の子供(身長が180㎝以上ある痩せ型の男子)は、私がならなかったくらい激しく片目が腫れて真っ赤、目やにの出方も涙のように激しく出ている。
若いから反応も強く、たぶん治りも早いのだろうなと考える。

3月8日十八日目
朝起きるとまぶたが貼り付いているのは相変わらずだが、それでも目ヤニの量はずっと少なく、“指で開かなくても”、瞼の力だけで目が開くようになっている。
やや腫れていて、相変わらず半開きのような感覚。体操などで真下を向くと、血液の一気の流入を感じて痛みがある。
薄い膜のようなものが常時ある感覚は収まらず、車の運転などで暗いところ、夜の走行などに少し不安がある。
ただ、後発の右目に関してはもう何も気になることはなくなった。

子供も発症から一週間が経ち、今がピークの様相、やはり両目に感染が広がりひどく腫れている。盛んにティッシュで拭っている、しかも、輪をかけてひどく体調が悪い様子で、学校が閉鎖(コロナウイルスの影響)もこれ幸いに、ベッドの上でだらだら過ごしている。
やはりこちらもコロナウイルスに感染しているのではないかと強く疑うような状態だ。
3月8日十九日目
瞼の重みのようなものはずっと楽になった。ただ、薄い膜を張った感じが完全には治らず目薬をひたすら着け続ける。

風邪の(ような)症状はぐっと楽になった。健康な人なら、風邪なんて19日も経てばなんでもないだろうと思うところだろうが、いかせん私の場合は万年風邪ひき状態、体の調子が良いと感じる方が稀なので、これでもかなり嬉しく思える状態だ。
子供の両目も相変わらず腫れはひどいが、熱を出してるわけでもないようで、後は時間との勝負かなと考える。
3月12日二十二日、3週目(最終記)
2月20日に発症した左目の結膜炎は、瞬く間に左目にも感染、左目は1週間くらいで何も症状はなくなったが、最初に発症した左目は治ったなと実感するまでに結果としてまる3週間を要した。
今日で21日が経過し、3週目の今日は朝起きても何ら気になることはなく、腫れもほぼ引き、まぶたをめくってみてもまだ赤見、充血は若干残るものの、白っぽい本来の色が優勢となり、自分的には結膜炎であるといった症状は感じなくなった。

発症ピーク時(7日目ごろ)の写真
念のため、医者から処方された目薬は漬け続けている。
風邪か、コロナなのか不明なままではあったが、体調の方もほぼ良好、歳なのか、疲れなのか、もはや修正不能なだるい状況は残りつづけている(たぶん生きてる間中)。
本日2020年3月12日、、世界では新型コロナウイルスの感染者数が12万4101人に達し、うち4566人の死亡、国内でも1,000人を超える感染者がでて、WHOはパンデミック(世界的流行)との表現でこの事象を表現した。

個人的にも自身で経営する会社の動きがほぼ停滞してしまい、何とか一日も早く世界が平常に戻ることを願わずにはいられない。
今回、私が結膜炎を発症し、もしやコロナ?と疑いをもった期間は、ほぼほぼ人との接触を控え、二次感染など起こさぬよう念には念を入れてきた。
まあ、ただの杞憂に過ぎず、風邪ひいて結膜炎になっただけという単なる事象であったことを願いたい。
あとから結膜炎を発症した我が家の18歳の子供は、10日を経過して、劇的な回復を見せている。
まったく若さというのはうらやましい。

これにて、この記事は終了となります。
結膜炎になってしまった皆様はくれぐれもご自愛いただき、万一発熱などが伴われるような場合には、そのウイルスが2020年に大流行した新型のコロナウイルスかもしれないと疑う必要があるのかもしれません。
もう一度結膜炎完治までの概要(ごく私的、非医学的初見)|まとめ
1.ある日突然片目が赤くなる(この時点で風邪の症状がある人が多いらしい)。概ね菌(ウイルス)の着いた手で目を擦った、レストランのおしぼりで迂闊に目を拭いた等で目に菌が侵入する。
2.結膜炎には細菌性とウイルス性があり、細菌性であれば正しい点眼薬でチャンチャンと短期間で治療可能、ウイルス性の場合は残念!特効薬(効く薬)はなく、完治までにひと月程度かかるものと考える必要がある。

3.2020年(実は今現在)に流行した「新型コロナウイルス」に感染した可能性もあるから、要注意!
4.個人差はあるが、1週間から10日後にピークを迎える。目ヤニ、涙、腫れ、赤見などこの頃の症状が一番激しい。医者は消炎剤と、抗菌剤の目薬を処方するが、実は気休め程度で、治癒効果は0(ゼロ)、つまりは自分の免疫力と、ウイルスとのガチンコ勝負でしかない。

5.たいていは反対の目にもうつると覚悟すべし。ただ症状は軽く、後発にも関わらずあっという間に治ったりする。
6.もちろん他人にもうつるので、会社学校などはたかが目の腫れ、結膜炎などといった凄く軽そうな病なのに長期休むこととなる。一家全滅もよくあるパターンなので、家の中で家族にうつさないよう細心の注意が必要。特に幼児は重症化の恐れあり。

7.10日を過ぎた辺りから、目ヤニ、涙、腫れ、赤見が薄らぐものの、ギラつき、膜が張ったような視界不良、人によっては眼球の痛みなどを発症する。車の運転をする方は要注意。
8.あらゆる症状がごく僅かずつ薄れてゆき、3週間から、一か月後には何事もなかったかのように自然治癒する。