2017年度全国シニアバドミントン大会が、11月石川県で開催されます。
私も東京都代表選手として男子ダブルスに参戦します。
去年頑張ったのですよ、もうヘトヘトの、ヘロヘロになりながらベスト16残り、今年はシードがもらえて予選免除、晴れて本戦出場というわけです。
それにしても、ネット社会、こんなアマチュアスポーツなのに、試合に行く前から対戦相手やドローが分るって、凄くないですか?!
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しかし、石川県て…
私は東京都在住ですので、石川県、遠いっす!
いくら噂の北陸新幹線がどうこうとはいえ、東京からだと直線で日本アルプスの山脈を越えねばなりません…
交通費もバカになりません。
日帰りもできませんので、宿泊費もかかります。
東京都代表なんていったって、好きでやってるだけですから、1円たりとも補助もないっす、弁当代さえ出やしません。
出る人の勝手
じゃあ、出なきゃいいじゃん、てなもんですよね。
はい、その通りです。
でも、アホです。
飛行機乗っていきますよ、石川県。
往復の旅費でうん万円です。
負けられないっすよ。
出場にも一人5,000円掛かります。
こんな大金出して、一回戦負けとか…
ありえません。
絶対負けられないっす!
ふー、ため息が出ますけど…
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これ一台で、マジでテレビが凄いことになるんですよ。
自宅のテレビがスタジアムに!
復帰
私は今50代ですが、40代の時にも全国シニアバドミントン大会の男子ダブルスに出場しています。
最も当時は予選もなく、はい、出ますよ、と申し込んで、高ーい参加費を支払いさえすれば、ほぼ誰でも出場できる試合でした。
その後は、自分で仕事を始めたことや、同時期に舞い込んだ子育てが楽し過ぎたことなどもあり、一時期はバドミントンに対する意欲も消えかけて、試合に出ることもなくなりました。
しかしながら、まあ、仕事も何とか日々の見通しが立ち、子供も高校生となりすっかり遊んでくれなくなると、また少しやってみようかなあ、などと言う気持ちがムラムラと湧いてきたのですね。
体力、気力
40代の時に出場した全国シニア大会は、それでも3回勝たせてもらったものの、ベスト16止まりでした。
個人的には課題の体力切れ、自分の弱点を痛切に目の当たりにした瞬間でもあり、パートナーの友人には悪いことしたなあという気持ちが今でもあります。
足が止まってしまったのですね。4試合目で動けませんでした。
で去年初の50代でした。
また、ベスト16止まり。
つまりこれが私の実力、限界ですね。

Photo by Wikipedia
コンディション的にはほぼ最高の状態でしたので、相手が純粋に上回っていたということです。
数十分後に始まった次の準々決勝では、我々に勝った相手も含めて、コートの中の4人が変わらずのスピードで動き回っていました。自分には無理だと感じました、練習だ、根性だという部分以上に、もはやメンタルが、試合に臨むモチベーションが続かないなあと感じたのです。
筋肉のタイプ
人間の筋肉には速筋と遅筋の二種類があり、誰でも両方を併せ持っているわけですが、速筋が優位か、遅筋が優位かという違いがありますね。
速筋は瞬発的な筋肉、遅筋は継続的な筋肉ということのようですが、私は断然速筋型なんです。一瞬の瞬発力、スピードには自信があるのですが、逆にその力を継続して出すことができません。
もちろん取り組み方、トレーニングの仕方などで、不利な筋肉も鍛えられることは知っていますが、例えばリオデジャネイロ五輪の100mで、3連覇を達成したウサイン・ボルトが、いくら鍛えたからと言ってマラソンでも金メダルを取れることはないと思います。
まあ、いいわけですよ。所詮負け犬の遠吠えですが。
マラソンバドミントン
ボルトと比べて自分をどうこう言うつもりはまさかありませんが、バドミントンの試合をしていると、試合を長くして自分たちのペースにしたいという戦い方の人たちがいるのですね。短距離からマラソンの試合に競技を変えようとします。
まったく、これが実に嫌です。こちらが元気な内は良いのですが、3試合目、4試合と疲れが見えてくると、どこかでスピードの優位さが入れ替わってしまいます。マラソンで30Km過ぎに抜かれるような雰囲気、ウサギとカメの世界です。カメに負けるのは嫌ですが、こうなると私はもうギブアップですね。
競技の特性
バドミントンは動きのスピードや、シャトルコックのスピードも他競技と比べても断然早いのですが、スピードコンテストではありません。トーナメントとなると、一瞬のスピードも重要ですが、問題はそれをどれだけ維持できるかが大事になってきます。
動きのスピード、シャトルのスピードを、長ければ1時間近くにもなる試合の中でどれだけ維持し続け、勝ち進めば一日5試合にもなる試合に、どこまで力を維持し続けられるかの我慢比べなんですね。
あー、こんなことを言ってるだけでも嫌になります。
試合への出場資格
先にも言いましたが、以前は東京都に希望を出して、支部のシニアの大会に出場すれば実質全国大会に出場することができました。ところが、近年は厳密な予選があり、この試合である程度の成績を収めなければならなくなりました。
まあ、至極当然の話で何ら不満などはないのですが、私が試合に出ていなかった実質10年間の間に、出場資格の中に「審判の資格を有する者」という一文が追加されていたのです。
選手として予選に出場するには、審判の資格を取りなさいというのですね。およそ1万円の講習費用を払って、まる一日の時間を講習会に提供してです。目的もはっきり言ってよくわかりません。ルールを浸透させる目的なら無料でいいと思うのですが、1万円てなんでしょうか?
なんともおかしなルールですねえ。選手に審判資格を強要するようなスポーツ協会が他の競技にあるでしょうか?
ねえ、日本バドミントン協会様?
すみませんが、この場で不満をぶちまけておきます!!
やるっきゃないっす
そんなこんなですが、試合の日を目指して、日々何かの目標を見据えて過ごすというのは、結果実に良い物ですよ。
特に社会人になると漠然と区切りのない時間が恐ろしい速さで流れ去っていきます。そんな中、何かに一生懸命取り組んで、汗をかくのは本当に充実していて素晴らしい時間です。
いよいよカウントダウン、試合の日が待ち遠しいです。
結果はどうあれ、まあ、がんばってきます!
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