冬こそがホームベーカリーの真骨頂
相変わらずパンを焼く毎日
ホームベーカリー歴も10年越え、私は相変わらず2日に一度パンを焼き続けてます。
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金の食パンの実力
先日のこと、ある友人と朝食のパンの話になり、その友人は毎朝のようにセブンイレブンへ出向き、「金の食パン」を買っていると言ってました。
すごくおいしいんだよ、とのこと。
「ふーん」と鼻で笑いましたが、百聞は一見にしかず、買ってみましたよ、実際に。
で、その感想ですが…
確かに美味しいです、この手のパンが凄いレベルになったのはよくわかります。
でも袋に入れちゃだめなんですよ、保存料や添加物多すぎです。それは自家製の無添加の食パンを毎日食べているので、舌で感じてしまうのですね。
すみません、超贅沢なこと言ってるのは分かってます。セブンイレブンさんを貶めるような意図はない、ただの一個人の感想です。
友人の挑戦
そこで、私はその友人に焼きあがった我が家の食パン、もちろん私がホームベーカリーで焼いたものを持参してみたのです。まあ、こういうおせっかいな性格も困ったものですが。
私が、コンビニの食パンなんて、申し訳ないけど食べられない!とのたまっていた意味を、その友人はしっかりと理解してしまったようです。
ある意味いけないことをしてしまったような気もしました。
友人は、奥さんと相談してホームベーカリー購入を検討すると言ってました。
そこで私は彼があとで後悔しないように、トクトクとパン作りの難しさや、毎日時間が必要なこと、コンビニに買いに行く手間くらいとは比較にならない点について話しました。
パン作りの厳しさなどについての内容は前記事で、
冬こそ本領発揮
冬になるとひときわおいしさが際立ちます。ホームベーカリーで焼いた食パンです。
低い温度と湿度がパン作りには好条件です。
ぐっと冷え込んできて、最近は非常に高得点なパンを焼き続けています。
高得点というのは、私、まあ二日に一度必ず家族の朝食用のパンを焼いているわけですが、焼きあがって取り出したときに勝手に得点を付けるのですね。
ただ呟くように自分に言ってるだけです。
たまに「んー、60点」とかあります。そういうときだけ妻がすぐさま反応、「明日のは、まずいの?」などと来るんですね。
これが心に響きます。
さむーい冬になるとことさら、心がジンジン痛むんですね。
失敗した僕をそんなに責めないで…
プロボクサーの長谷川穂積選手、引退会見の時の言葉が印象的でした。
インタビューの方が「チャンピオンのまま引退と、ファンがもっと闘う姿を見たいと思うのではないか?」と投げかけると「食事と同じで、おなかいっぱいだとおいしさがよくわからないけど、八文目だったらおいしかったと思えるから、今が潮時」といったユニークな答えをしていました。
そのまま妻に聞かせたいと思いました。
それでも楽しいホームベーカリーライフ
最初のホームベーカリーを購入してから十年余りがたちました。
時に失敗はあるものの、パン屋の嫁でなければ到底食べることのできないパンを毎朝食べ続けているわけです。贅沢を言ってはいけませんね。たまに失敗したくらい、まあそれでもコンビニのパンとどっこいですよ。
まあ、そんなこんなで、寒いこの季節、パンの出来は高得点連発です。
我が家のホームベーカリー君は、今日も家族のためにおいしいパンを焼き続けてくれています。
これからホームベーカリーへの挑戦を考えている方、機械選びにはとにかく注意が必要です。
安価な機械で様子を見ようと考えるとただの銭失いになりかねません。
機種の選定方法はこちらで詳しく解説してますのでご一読ください。
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